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手作りでTシャツを作ってみた

一番気軽に着れる洋服は何かと問われると、意外と簡単に答えが見つかる気がします。

やっぱり、それはTシャツでしょ! となる方が多いのではないでしょうか?

気軽に着れるだけあって、それをわざわざ自分の手で作ろう!とまで思う人はどのくらいいるかと言えば、そこは一気に減ってしまうかもしれません。

しかし、しかしですよ、この手作りで「Tシャツを作る」体験が、面白くて楽しい、かつそこそこハイクオリティのものが作れるとしたら、作ってみようと思いませんか? 今まではこんなデザインのTシャツないかな? と既製品を探していた経験が、自分たちで作る体験に変わるなら素敵だと思いませんか?

そういうわけで、実際にどんなもの出来るのか、先日の記事にも登場いただきました、Tシャツコレクターでもある、元オズマガジン統括編集長の古川誠さんに、実際にTシャツ作りにチャレンジしていただいたのでご覧ください。

最初に必要なこと

最初に必要なこと、それはデザインです。どんなデザインをTシャツのボディにのせるのか。デザインがなければ、はじまりません。 

そこでまず、古川さんにはこのようなデザインを作成していただきました。

実際にこのデータを元に、製版出来るシルクスクリーンを作っていきます。 

今回は古川さんにデザインしてもらったサイズ感と、作成出来るシルクスクリーンの大きさにギャップがあったため、そのギャップを微調整したシルクスクリーンを作りました。 

実際にTシャツを作る工程

 手作りのTシャツを作る前に、まずそのTシャツづくりの流れを分かりやすく解説した動画を見てから作業をはじめます。 

 

今回Tシャツづくりに使用するのは、Tshirt.st オリジナル商品の白Tシャツです。

まずこのTシャツについて、500枚以上のTシャツコレクションを持つ古川さんに触り心地など感想を伺ったところ、 

「このボディはすごく厚くて好みです。なかなかここまでの厚さのTシャツには出会えない。本当に良いTシャツなので、むしろTシャツづくりで使うことがもったいなく感じます」

と、まだTシャツづくりをする前から、好スタートを切れそうな期待感があります。

古川さんが真剣な眼差しで動画を見たあとは、いよいよ実際の作業のスタートです。シルクスクリーンとTシャツを合わせ、プリントする位置を調整します。当初はTシャツ前面にデザインする予定だったのですが、サイズを微調整した関係で、今回はTシャツ背面にプリントすることになりました。 

位置をしっかりと決めたら、次はインクを実際にプリントする作業です。

感覚的には塗っていく、というよりはインクをのせていく、という表現が適切な気がします。それは何か手慣れた職人が作っていく過程を見ているような雰囲気がありました。

プリントをする作業は、スキージといわれる実際にシルクスクリーンにインクを押さえつける道具に、今回使用するブラックのインクをのせていきます。

初めての作業による緊張感のなか、インクをしっかりとつけていきます。もしインクのノリが薄い場合、プリントされた文字が掠れてしまうリスクを考えると、なおさら慎重な作業になっていきます。 

 

そして、いざ、プリントしていきます。


グッとインクを一気に手元に流し込むように、スキージを使ってインクをシルクスクリーンに押し付けていきます。力を入れすぎてもうまく進まないため、ここでも絶妙な力加減が要求されます。


1回目のプリントでは、少し色ムラがあったので、念には念を入れて、再度上からインクを伸ばしていきます。ちょっと多いんじゃないか、というぐらいインクを付けてのせていきます。はじめての経験だと、慎重になってしまうこともあり、念には念を入れる心理が働くことは良くある話だと思います。シンプルだけど奥が深いTシャツ作り。その慎重さが悲劇へを招きました。 

 

まさかの・・・

 恐る恐るシルクスクリーンを上げてみると、、出来上がっていたTシャツ、概ねキレイに出来ていたものの、慎重にインクを足すなど作業をした結果、逆にインクを多く使ったようで、文字が潰れたところが、いくつか出てしまったのでした。

そこで古川さん曰く、 

「最初は練習で捨てるTシャツを使い、試し刷りするのがいいかも知れないですね」

もうぶっつけ本番でやってしまったものは、どうにもなりませんが、ここは気を取り直して、もう一度チャレンジすることに。

一度チャレンジした後、使ったシルクスクリーンをすぐにキレイにする工程を行いました。実はクリーニング作業が、手作りでTシャツを作るときに非常に重要な作業になります。 

それはなぜか。実際にインクがTシャツに浸透する際に透過していくシルクスクリーンのメッシュ部分が、何もクリーニングせずにそのままインクが乾くと、根詰まりを起こしてしまうのです。

そうすると、今後十分なポテンシャルをそのシルクスクリーンは発揮できなくなってしまいます。だからこそ、何よりもクリーニング作業が重要になってくるのです。

クリーニング作業は若干面倒くさい要素はありますが、作業はすごく簡単で濡れたティッシュを使い、Tシャツに触れていたシルクスクリーンの表面からしっかりと拭いていく。これだけです。これをしっかりとやっていくことが大事になります。シルクスクリーンの根詰まりは、二度と同じTシャツを作ることは出来なくなるので本当に要注意です。

 

そして、2回目のチャレンジへ

2回目をチャレンジするにあたり、どうするか検討をした結果、結論はインクを1回目よりも少なくすることでした。1回目はインク量が多かったことが明らかな原因だったため、その逆、つまりインク量を減らすことでの成功を目指すことに。 

古川さんも少し慣れたのか、1回目よりもスムーズにスキージを手元に運んでいきます。

古川さん曰く、「1回実際に作業をしたことで、シルクスクリーンの仕組みを出来た」ということでした。実際にやってみるまでは、この作業をイメージすることが難しいということでした。

さぁ、2回目は上手くいったのでしょうか。

 

2回目は大成功

 2回目はしっかり成功しました。しかもとってもバランスの良い仕上がりになりました。

そして実は同じ製版でもう1回やったのですが、3回目は微妙に失敗してしまいました。それぐらいインクをどれだけ使うのか、そのバランスがすごく難しいんです。そのインク量さえコツを掴めば、2回目のように、自分自身でクオリティの高いTシャツが作れる可能性が、大いにあることが分かりました。 

 

Tシャツづくり体験を終えて

 今回シルクスクリーンは2種類使用しました。そのうち小さいサイズでやると、とってもスムーズにプリントが出来ました。つまり小さいほうから練習も兼ねてやると、大きなサイズのシルクスクリーンでも、さらに上手く出来た可能性があります。それも大きな発見でした。

最後に、実際にTシャツづくりを体験したあと、古川さんにお話を伺いました。

ー実際に体験して感じたことを教えてください。

古川

「本当に良いTシャツだったので、まず満足感がある。シルクスクリーンで作ることで、より立体感が出るし、それが結果的に高級感になりますよね。文化祭ノリで作るTシャツなんかじゃない。クオリティの高いTシャツが作れてしまうのが良い! セレクトショップで売られているTシャツレベルのものを、自分で作ることが出来る手応えを感じました」

ー実際に手を動かしてみて感じとったことは?

古川

「スキージを使っているとき、文字の上にインクが乗っかる感が分かり、それが楽しかったです」

ーインクの分量が難しかったですね

古川

「どうしても緊張するし、不安だとインク量が増えちゃいますよね」

ー手作りでTシャツを作る良さを実際に体験してみてどうですか?

古川

「なんか活版印刷に似ている気がします。活版で生まれる文字の凸凹感にすごく味があるあの感じ。Tシャツを作るときに主流になっているレーザープリンターで作るものとは全くの別物ですよね。手作りでスキージを使ってインクを乗せるときに出来る歪みだったりが、Tシャツを立体的にしてくれますよね。それがまた味になるのが素晴らしい」

ー最後にそのデザインされた英字の意味を教えてください?

古川

「はい。これは僕が大好きなイギリスのクラッシュというバンドのフロントマンである、ジョー・ストラマーの言葉なんです。直訳すると「月に手を伸ばせ! たとえ届かなかったとしても」ってことですね。僕はパンクが好きで、彼はパンクは音楽とかスタイルじゃなくて「姿勢」だって言っているんです…。僕はその言葉を本当に大事にしていて。

だから自分で立ち上げたTシャツブランドも、パンクな心を持ち続けていられるように「SENTIMENTAL PUNKS」という名前にしました。こういう自分の「好き」を乗せられるのも、Tシャツというメディアならではですよね。このTシャツは宝物です。今日はありがとうございました」

ー今日はありがとうございました。

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