手作りでTシャツを作ってみた(親子編)

前回の夫婦でのTシャツづくりはとっても楽しそうだったので、今度親子でTシャツづくりもなかなか面白いし、絶対楽しい体験になるはずだと感じました。親子でコミュニケーションを取るツールとしてのTシャツも最適だとしか思えなかった。実際に取材をしてみると、本当に親子でワクワクとドキドキが詰まった体験を見ることが出来ました。今回の親子編では、デザイナーのタムラカイさん親子にTシャツづくり体験をしていただきました。もちろん今回お二人に作ってもらったTシャツの出来も最高に素敵でした。


まず最初はデザインを作るところから

手作りTシャツづくりで一番大事なのは、やはりデザインです。何か特徴的なものを作ってやろうや、そういうことではなく、自分たちが作ってみたいデザインを描いてみることが大切です。今回タムラカイさんはいつも着ている水玉にするなど、水玉に強いこだわりがあるので、水玉をイメージしたデザインを作られました。いっぽうの娘さんは筆ペンで描いたデザインで今回はTシャツづくりにチャレンジすることになりました。

実際にTシャツを作る工程

今回もTシャツづくりには、まずTシャツ。デザインを反映したシルクスクリーンの製版。デザインを実際に彩るためのインク。インクを付けるスキージ。そしてティッシュペーパーなど、シルクスクリーンを掃除するために必要な備品です。

それではTシャツづくりがはじまります。まずはお手本をチェックして、実際の作り方の動きを確認します。

iPadを使い、親子でしっかりとシルクスクリーン上のスキージの動かし方などを確認します。


実際に映像を確認したのち、まずは練習からスタートします。しかも最初は娘さんからやってみることになりました。場の雰囲気は和やかではあるんですが、何よりも初めて手作りでTシャツを作るわけなので、全く緊張しないわけがありません。だからちょっと娘さんも緊張していました。

シルクスクリーンのデザインを確認した後、親子でしっかりと念入りにTシャツのどの位置にデザインをおくか調整をします。やっぱりこのあたりはデザイナーであるお父さん主導で位置決めをしていきます。


お気に入りになった紫のインクを、お父さんと一緒にヘラですくいとり、実際にスキージにインクをのせていきます。毎回そうですが、最初どのぐらいのインクをのせて行うのかが心配になります。のせすぎてもダメだし、少なすぎてもダメでバランスが意外と難しかったりします。


まず練習ということもあり、お父さんがしっかりとサポートしていきます。こういったやり取りをするだけでも、親子でコミュニケーションが生まれるきっかけになるので、親子でTシャツづくりはとってもおすすめです。


そして、いざ勝負!ということで、シルクスクリーンを使って紫のインクをTシャツにのせていきます。ここもお父さんがしっかりスキージを持ってサポートします。さてまずは練習と意気込んだその結果はどうなったのでしょうか?


とっても素敵な出来栄えに。ただ娘さんは少し不満顔

今回で手作りのTシャツが出来る瞬間を見るのは3回目ですが、毎回デザインのよさが上手くTシャツに反映されています。今回も練習だと意気込んでやった以上に、まったく素敵なデザインのTシャツが出来上がりました。しっかりと親子でコミュニケーションを取りながら作っていく光景も本当に素敵でした。ただ娘さんは少し不満気な顔を時折浮かべていたので、その理由を聞くと、ひとりでやってみたいという想いが強かったようです。娘さんもタムラさんに負けず劣らずのクリエイター気質のようです。ただ1回は練習はしたほうがいいとも語っていました。


いったん終わったあとは、インクの根詰まりを防ぐためにすぐに濡らしたティッシュペーパーなどを使ってシルクスクリーンのインクを拭き取っていきます。乾いて固まる前にすぐやることが重要です。タムラさんの娘さんも真剣な眼差しで拭き取っています。次はタムラさんがTシャツを作る番です。

大きな円は難易度が高いのか?


まず何よりもタムラさんが着ているTシャツが水玉模様。水玉模様のTシャツを着たお父さんが円がデザインされた水玉チックなTシャツづくりを行っていきます。娘さんも「お父さんの水玉って印象的だよね」と話してくれました。

タムラさんのデザインで一つ大きなサイズの円があり、その大きさから果たしてちゃんとインクがきれいにTシャツへ浸透するんだろうか。ということを実はデザインをもらった段階では危惧していました。浸透する大きさとしては一番大きなデザインになるので、実際やってみるとどうなるのか。それは実際に目の前でその瞬間を見るまで分かりませんでした。


娘さんがしっかり横でジッと見つめるなか、黒いインクをスキージにのせていきます。一度やり切るまでは、少し緊張感が現場にも漂ってきます。真剣さがこちらまで伝わってきます。


大きな円がデザインされたTシャツづくりは、少し難易度高めな雰囲気もあって、タムラさんも現場にいるみんなも少しドキドキしながら状況を見守ります。一気にインクをシルクスクリーンにのせていくと、少しインクを広げてみたり、スキージを微調整するなどして、作業を進めていきます。果たして初めての挑戦は上手くいくのでしょうか。

最高の出来栄え

シルクスクリーンをTシャツから持ち上げてみると、そこにはシルクスクリーンをそのままキレイにくり抜いたかのようなくっきりとした円が3つ、Tシャツの上に描かれていました。絵に描いたようなという形容詞がそのまま当てはまるほど見事な出来栄え。


はじめからこの出来に安堵しつつ、上手くいったことでタムラ親子もよりTシャツづくりに対する楽しさと熱が上がってくるのを感じます。最初は二人でTシャツづくりにチャレンジした娘さん、今度はひとりでチャレンジしてみることになりました。

ひとりでTシャツづくりにチャレンジ


娘さんは1回Tシャツづくりを経験したことで、ひとりでもスムーズに作業していきます。インクは今回もお気に入りになっている紫を使います。スキージにヘラでインクをのせていく流れなんかもさまになっています。そこからスキージを使って実際にTシャツへインクを浸透させていきます。


もうほとんどひとりで出来ると言っても過言がない状態でTシャツづくりが出来た。と思いきや、ちょっとムラが出来そうな部分が気になったのか、最後の最後だけお父さんに手助けをしてもらってTシャツは出来上がりました。


Tシャツの出来栄えは、はじめて作ったTシャツ同様に素敵なものに仕上がったのですが、少し娘さんの表情が不満顔に見えるのは、娘さん曰く最後まで自分ひとりで出来なかったのが不満だったようで、完璧に自分一人でやりたいほど楽しくTシャツづくりが出来ていることを感じ取ることが出来る場面でした。

お父さんは一気に2枚のTシャツを作っちゃいます

タムラさんの2回目の挑戦は、1枚だけに飽き足らず、一気に2枚を作ることにチャレンジしました。同じシルクスクリーンを使うけれど、ちょっと位置をずらすことで、デザインが微妙に異なるTシャツを一気に2枚作ってしまおうという方法です。娘さんも横でしっかりとお父さんのTシャツづくりをサポートします。2枚作るのでバランス感覚なども重要になってきます。


1枚目はさっきと同じ要領で作業した結果、最初のチャレンジ同様に上手く作ることが出来ました。きれいな円が3つ描かれています。そこから今度はそのまま再びインクをつけて2枚目も作っていきます。


結果的に2枚目は、ちょっとだけ掠れたような箇所が出ました。しかしこれも手作りTシャツづくりの醍醐味である「味」と捉えれば全く遜色のない出来で、今回のチャレンジは概ね質も体験も満足出来る内容が、親子で共有できる機会になりました。と、ここで終了ではなく、最後の最後、さっきちょっと不満顔だった娘さん、今度こそ本当にひとりだけでTシャツづくりにチャレンジしました。

最後はひとりで出来た


娘さんの最後のチャレンジは、お父さん用のTシャツに娘さんのデザインをプリントしたTシャツです。親子一緒のデザインのTシャツを着ることが出来ます。シルクスクリーンを使うまでの段取りはお手の物で、問題は実際にシルクスクリーンを使ってインクをのせていくところです。ここもしっかりとこなし、シルクスクリーンを持ち上げると、そこには自分のデザインがくっきりとTシャツの上にありました。とっても娘さんの満足げな表情が充実度を現していました。


Tシャツづくり体験を終えて


今回のTシャツづくりについての感想を、タムラさんと娘さんに伺いました。

ー実際にTシャツづくりを体験して感じたことを教えてください。
タムラさん

シルクスクリーン自体はすごく昔に、多分美術の授業かなんかでやった経験があるのですが、Tシャツに、しかも自分のデザインでプリントするのはとても楽しかったです!

娘さん

こうやってTシャツのプリントがができているんだなということが実際に分かってうれしかったです。

ー作るときにいちばん気をつけたことを教えてください

タムラさん

自分のデザインは面積が大きく、事前に「ムラができたり、難しいかもしれません」と言われていたのでドキドキしながらインクを伸ばしていました。ムラができてしまったものもあるのですが、それはそれで味になったのでよかったです(笑)

娘さん

版がズレないようにしっかり押さえつつ、スキージをうまく動かしてインクを伸ばしていくところです。しっかり力を入れないといけないところがちょっと大変でした。

ー今回のTシャツづくりで、一番楽しかったこと、伝えたいことを教えてください。
タムラさん

オンデマンドのTシャツプリントサービスなども利用するのですが、これは「自分で作っている」という実感があるので、できたTシャツに対する愛着感がものすごいです。版とインクがあれば何枚も作れるので、実はこのあと白いTシャツを買ってきて友人にあげるためもう3枚作りました(笑)

あと、やりたい子供にはもっとのびのびやらせてあげようと思いました!

娘さん

プリントして最後に版をはがすときに「うまくできてるかな…!」とドキドキしたこと。
そして、うまくできた時のうれしさと達成感!

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